皆さんこんにちは! メカニックの石井です!!

 

注目の米大統領選どのように予想されていますか?

今回ヘイリー氏が撤退表明をし、トランプVSバイデンの再対決が確実となりましたよね。

私は特に予想していないのですが、2024年は日米関係だけではなく、それぞれの国内の政治状況からも目が離せない一年になりそうですね!せっかくコロナが明けたのに、いろいろな事が起こっている、そんな最中の大統領選挙。本当に大局的なお二人なので、アメリカの方々には慎重に選んでほしいですよね。では、重たい話はこの位にして、本題に入っていきましょう!

今回ご紹介するのはこちら!!

 

バンパー付いてないんですけどわかります??

そうです、E60 アルピナB5です!!(解りずらいですよね。( ´艸`))

V8 4.4リッターエンジンにスーパーチャージャーを付けてしまったモンスターマシン、そのスペックは脅威の510馬力のトルク71.1キロ( ゚Д゚) ゚Д゚)

数値だけでは測れませんがE60 M5を超えるパワーユニットが搭載されています。

今回E60のラジエター交換という一般的な作業なんですがこのB5に限っては完全別物、なかなかヘビーな整備へと進化致しております(`・ω・´)シャキーン

過給機付きエンジンには、当たり前のようについている“インタークーラー君”がラジエターを覆うように付けられているので、前側を全バラしないと交換することができないんです(´;ω;`)ウゥゥ

でも大丈夫! 今回の作業は、期待の新星?佐藤君が頑張ってくれましたから!!

 

ではさっそく見て行きましょう!!

 

まずはヘッドライトを取り外したようですね、こういった先が見えない重整備を進めるコツはとにかく簡単に外せる物はどんどん外していく事!

ひたすら外しまくっていくといつか見えてきます、道が開けるのです(゚Д゚)ノ

 

そしてバンパーホースメントが外されました!

このホースメントですが実は滅茶苦茶重要な部品で、正面からの事故の際ホースメントが変形することにより衝撃を吸収してくれるんです。

衝突安全性の規制が強化されてから付けられるようになった物で昔の車には付いて無かったみたいです。

 

インタークーラーを斜めにずらす事に成功です!!!

さあ やっと道が開かれましたΣ(・ω・ノ)ノ!

これで何とかラジエターを取り外す事ができそうです。

 

はいっ 来ました~!!

いやーっ 佐藤君遂にやりましたね!

無事ラジエターの摘出に成功です!!!

 

肝心の漏れチェックです!

ラジエター横の部分(サイドタンク)で漏れ跡が確認できました。

E60に限らず他の車種でもラジエターの漏れは、距離や年式によっては定番ものになります。消耗品ではないですが、中には水(クーラント)が入りっぱなしなので腐食は起こりやすいですね。

 

さて 今度はラジエターが無くなったエンジンルームです。

インタークーラーをずらしたことにより結構広いスペースができました。

あとは新品のラジエターを取り付けてどんどん組み上げていくのみです(`・ω・´)

 

ついに完成ですヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪

佐藤君お疲れ様でした!!

ちょっと時間かかっちゃったけど無事組み上がって良かったね(^_^)/

(皆さん、スイマセン!組み付けの写真撮り忘れました。ごめんなさい!)

 

今回の紹介はここまでとなります。

アルピナではトップモデルに、この様な「魔改造」を施された仕様があり、本家「M」を超えてやろうと陰で思っている節があるのも、面白いメーカーだと感じます。

皆さんも、是非、機会があればオーナーになってみてくださいね。

それではまた次回の「不定期日記」をお楽しみに!!!

 

サービス部 石井 直人